お馴染み読者JEZZさんからの投稿ブログです。
以下、投稿ブログです。
隣の部屋のイギリス人。
隣の部屋には50歳くらいのイギリス人が住んでいた。
本人は本国で仕事があるので、普段はフィリピン人の奥さんと子供二人が暮らしていた。
男のほうは年に4,5回フィリピンに来て10日から2週間くらい滞在していくという生活。
スキンヘッドで肩から腕にかけて派手なタトゥーをしていた。
胸板が厚く身体もごついので日本に来たらプロレスラーとして通りそうな男。
ところが、さすがはイギリス人というか、物静かで話をしたらすごく紳士的な人間だった。
アパートにいるときは毎朝部屋の外に椅子を出して2,3時間KINDLEで読書をしていた。
子供は上が女の子で下が男の子。
この下の男の子が一才を過ぎて歩けるようになった頃から妙に俺になついてきた。
俺を見かけるといつも大喜びでよってくる。
彼にとってはいつも一緒に暮らしている母と姉以外では一番身近な人間なのかもしれない。
ところがある日買い物から帰ると、その家族が引越しの最中。
引越し用に雇ったと思われるジープニーに荷物を積み込んでいる。
奥さんは俺を見ると(たぶん見栄を張って)『私はKOREAに行く』と言っていた。
俺は『外国に行くのなら旦那のいるときに行くと思うのでそれは信じない。』と言うと
近くの地名を言っていた。
後でオーナーと話していたら旦那が失業してこれまでのような仕送りが
できなくなったので安いアパートに引っ越したのだと言う。
印象に残っているのは、これがちょうどイギリスが国民投票でEU離脱を決めた
一ヵ月後くらいだった、ということ。
その旦那の失業がEU離脱と関係があるのかどうかは知らないけれど、
今頃イギリス人は『こんなはずではなかった。』と
嘆いているんじゃないの?と思ってしまった。
以上。
有難う御座いました。
俺も何時失業しても可笑しくない身の上…
そうなる前に、少し整理しておくかなぁ~~~(爆

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- 2018/03/22(木) 09:02:45|
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